実際各簿記検定試験がどんな感じで行われるのかお気になられると思います。
各簿記検定試験の受験内容についてご案内いたします。
各団体のホームページから抜粋し整理したものを掲載し、かつコメントいたします。
実際に受験される際には、各主催団体にご確認ください。
「全経簿記能力検定」
(公益社団法人全国経理教育協会 簿記能力検定試験 ホームページより)
http://www.zenkei.or.jp/license/bookkeeping.php
◇試験科目
<上級>
試験科目 と 試験時間:
商業簿記・会計学 商業簿記及び会計学併せて 13時00分(90分)
工業簿記・原価計算 工業簿記及び原価計算併せて 15時00分(90分)
※「商業簿記・会計学」の科目を受験しなかった場合「工業簿記・原価計算」の科目を受験できません。
合格条件:上級は、各科目の得点が40点以上で全4科目の合計得点が280点以上を合格とする。
<1級>
試験科目 と 試験時間:
会計 9時00分(90分)
合格条件: 1科目100点満点とし、全科目得点70点以上を合格とする。
試験科目 と 試験時間:
工業簿記 10時40分(90分)
合格条件: 1科目100点満点とし、全科目得点70点以上を合格とする。
※1級については、会計または工業簿記の1科目だけ合格し、1年以内に残りの科目に合格した場合、1級合格証書の交付となる。
<2級>
試験時間: 13時00分(90分)
合格条件:1科目100点満点とし、全科目得点70点以上を合格とする。
<3級>
試験時間: 10時40分(90分)
合格条件:1科目100点満点とし、全科目得点70点以上を合格とする。
<4級>
試験時間: 13時00分(90分)
合格条件:1科目100点満点とし、全科目得点70点以上を合格とする。
※試験会場によっては、開始時間が異なる場合がありますので、ご注意ください。
◇試験内容
上級
商業簿記、会計学、工業簿記及び原価計算について高度な知識を有し、併せて複雑な実務処理能力を有する。
※合格者には、税理士試験受験資格が与えられる。
1級
商企業及び工企業における経理責任者として必要な商業簿記及び工業簿記に関する知識を有し、かつ高度な実務処理ができる。
※1級については、会計または工業簿記の1科目だけ合格し、1年以内に残りの科目に合格した場合、1級合格証書の交付となる。
2級
個人企業及び法人企業の経理担当者又は経理事務員として必要な商業簿記に関する知識を有し、かつ実務処理ができる。
3級
小規模企業における経営者又は経理担当者として、最低限必要な簿記に関する知識を有し、かつ簡易な実務処理ができる。
4級
簿記の基礎的な知識を有し、特にサービス等における基本的な記帳処理ができる。
◇合格者の特典
簿記上級試験合格者に税理士試験受験資格の付与
◇試験資格
制限はありません。
◇試験日
第174回
平成26年5月25日(日)全国一斉
第175回
平成26年7月13日(日)全国一斉
第176回
平成26年11月23日(日)全国一斉
第177回
平成27年2月15日(日)全国一斉
※「上級」は7月と2月の年2回の施行です。
◇試験会場
当協会が指定した全国各地の専門学校
◇受験料
上級 7,500円
1級 会計 2,200円
工業簿記 2,200円
2級 1,700円
3級 1,400円
4級 1,200円
◇申し込み方法
平成25年度から検定試験のお申し込みはすべて、インターネットからとなりました。
◇合格発表
インターネット マイページから閲覧してご確認いただけます。1~4級は試験日から1週間以内に検定結果を表示します。ただし、上級は2か月以内とします。
合格者には、合格証書(A4版)を交付いたします。
合格証書の受け渡し方法は、試験会場によって異なりますので、試験当日にご確認ください。
コメント:1級が商業簿記と工業簿記とで分割受験できるのが魅力。またお気づきでしょうか、日商簿記検定と受験日ずれているのも
両方受験という意味で、安価ですしチャンスだと思います。勉強の成果を実感したい方へおススメ!