実際各簿記検定試験がどんな感じで行われるのかお気になられると思います。
各簿記検定試験の受験内容についてご案内いたします。
各団体のホームページから抜粋し整理したものを掲載し、かつコメントいたします。
実際に受験される際には、各主催団体にご確認ください。
まず「日商簿記検定試験」について
(日本商工会議所 簿記検定試験 ホームページより)
http://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/
◇試験科目
<1級>
試験科目 制限時間 合格基準
商業簿記 3時間 70%以上ただし、1科目ごとの得点は40%以上
会計学
工業簿記
原価計算
<2級>
試験科目 制限時間 合格基準
商業簿記 2時間 70%以上
工業簿記
<3級>
試験科目 制限時間 合格基準
商業簿記 2時間 70%以上
<4級>
試験科目 制限時間 合格基準
商業簿記 1時間30分 70%以上
◇合格者の特典
1級:
税理士試験の受験資格が与えられます。
職業能力開発促進法の指導員資格試験で、事務科の試験科目の一部が免除されます。
大学の推薦入学に有利です。
2級:大学の推薦入学に有利です。
3級:大学の推薦入学に有利です。
◇試験日
1級
平成26年 6月8日(日)
平成26年11月16日(日)
2級~4級
平成26年 6月8日(日)
平成26年11月16日(日)
平成27年 2月22日(日)
◇受験料
1級 7,710円(税込)
2級 4,630円(税込)
3級 2,570円(税込)
4級 1,640円(税込)
◇申込方法
まずは、お近くの商工会議所までお問い合わせください
申込受付日時、申込受付方法は、商工会議所毎によって異なります。試験日の約2か月前になりましたら、受験希望地の商工会議所までお問い合わせください。
◇受験に際しての諸注意事項
原則として氏名、生年月日、顔写真のいずれも確認できる身分証明書(運転免許証、旅券(パスポート)、社員証、学生証など)を持参してください。ただし、小学生以下の方は必要ありません。
(注)身分証明書をお持ちでない方は、受験地の商工会議所にご相談ください。
筆記用具は、HBまたはBの黒鉛筆、シャープペン、消しゴムに限ります(ラインマーカーや色鉛筆、定規等の使用は認めません)。
計算器具(そろばん、電卓)を使用しても構いません。ただし、電卓は、計算機能(四則演算)のみのものに限り、例えば、以下の機能があるものは持ち込みできません。
印刷(出力)機能
メロディー(音の出る)機能
プログラム機能(例:関数電卓等の多機能な電卓、売価計算・原価計算等の公式の記憶機能がある電卓)
辞書機能(文字入力を含む)
(注)ただし、次のような機能は、プログラム機能に該当しないものとして、試験会場での使用を可とします。
・日数計算 ・時間計算 ・換算 ・税計算 ・検算(音の出ないものに限る)
検定試験会場では、計算用紙を配布しますが、これはA4サイズ1枚といたします。
◇合格発表
合格発表の期日や方法、証書の受け渡し方法等は、商工会議所によって異なります。申し込みの際にご確認ください。
コメント:受験しやすく最も広まっている検定試験、簿記といったら日商簿記を表すくらい権威のある試験とされています。
歴史も古く(昭和54年以来)、受験者数もとても多い試験です。対象は一般社会人といえましょう。