国家試験レベルにチャレンジしたい!っと、さらにもっとその先を考えたい方もいるのではないでしょうか。
国家試験といえば、『税理士』と『公認会計士』です!
ともにとても難関資格ですが、それだけで独立が可能な程の大型資格ですね。
仕事をしていても”先生”と呼ばれるレベルなのです。
そもそもこの2つ、各々別に資格が設定されているということは、その専門性は似て非なるもの、専門家としての立場も違います。
ですが公認会計士の方がより大型で、これをとれば税理士資格も取得できたりします。
司法試験と並ぶ難関資格ですね。
では税理士・公認会計士と各々どんな資格で、どう違うのでしょうか。
税理士は”税務に関する専門家”です。税金ですから、国と会社や個人から公正中立的な立場での”税”が適正なことの実現を目指すといったことでしょうか。
公認会計士は、ざっくり言うと”監査”に関する専門家です。税理士同様公正中立的な立場は同じですが、監査ですから会計なりが正しいことをチェックする専門家と言えましょう。
こちらは特に上場するような会社を相手にしていきます、ですから監査法人という組織で働きます。
(もちろん両方持ってらっしゃって個人で事業を行っている先生もいっぱいいらっしゃいます)
ともに会計・税務などに関する専門家であり、コンサルティング業務なども行っています。
資格の活かし方としては、
税理士は、独立開業と書きましたが、もちろん税理士事務所・会計事務所に勤める。そこでクライアント企業を巡回して会計業務を行うことも出来ます。
それ以外にも、企業での経理部での活躍もあるでしょう。
会計事務所への就職はやはり簿記は必須。科目合格でもOKでしょう。また社内においての専門家としても可能でしょう。
公認会計士は、監査法人への就職と書きましたが、もちろん独立開業。
もちろん税理士事務所・会計事務所に勤める。
それ以外にも、もちろん企業での経理部での活躍もあるでしょう。
これだけのことを実現できてしまう、大型資格ですが、それゆえにやはり、そのチャレンジに時間やリスクはともなうでしょう。
税理士試験では問われる内容もレベルは高く、たとえば簿記論であれば日商簿記検定で言えば1級かそれ以上といわれています。
ただ科目合格も可能なので、事務所に勤務しながらチャレンジされる方もいるようです。
公認会計士試験も学生の内に合格してしまう方もいますが、試験浪人しながらチャレンジするレベルと言えましょう。
専門スクールの講座日程をみても、その準備に1~2年かけるところが多いですね。
いずれも計画性と目的をはっきりと持って臨む事が大切ではないでしょうか
さて税理士・公認会計士になるにはということですが、上記試験を突破していくのに、
やはり専門の資格スクールを使った方がよいのでしょうね。
このサイトではキャリアアップという位置づけで、税理士・公認会計士資格をご紹介しています。
が、いずれも簿記の勉強をしますし、勉強の基礎になります。
チャレンジしたい方で迷われる方はまず簿記の勉強をしてみて考えるのもよいかも知れません。
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