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簿記とはどういうもの?

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数学が得意なわけでもないし、でも簿記ってどんなものなのか興味あると思います。

 

簿記は”bookkeeping”からきているとか、また”帳簿記帳”からきていると言われます。

会社の動き・日々の取引は”お金の動き”で表現できます。

会社は日々さまざまな活動をしていますが、それを正確に記録する必要があります。

また例えば1年間にどの活動がどうだったのかを正確にまとめる必要があります。

そこで使われるのが簿記なのです。

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必要ということを書きましたが、なぜ必要かというと、企業は1年に1回以上決算書といわれる、まあ企業の成績書を作成することが義務づけられているからです。

 

企業の成績とはどのくらい儲けたか(損益計算書といいます)、どのくらい財産があるか(貸借対照表といいます、前者と合わせて 財務諸表といいます)ですね。

これらは会社の関係する人、株主や債権者にとっては重要なことですよね。

 

そこで正確に記録し、まとめる技術が、簿記なのです。

 

そうここで重要なのが、あくまで”技術”ということです。

仕分けという、ある決まったことをすると、不思議に2つの表にまとまります。

その理屈を考えるのでなく、あくまで技術として処理するのがよいでしょう。

手で覚えるといったらよいのかも知れませんね。

 

実は簿記には2つ種類があります。

 

皆さんも家計簿見たことあると思います。

お金が増えたり、減ったりしたことだけを記録して、最終的にどのくらい残っているか、

とても身近な計算だと思いますが、これが単式簿記。

 

そしていわゆる検定試験などで言われる簿記は、取引の結果だけではなく、その原因もあわせて記録することで、

財政状態や経営成績も明らかになるもの、これが複式簿記です。

 

なお複式簿記にはいくつか種類があって”商業簿記”と”工業簿記”といわれるものが最も使われるものでしょう。

 

先ほど不思議にまとまるといいましたが、これ、そう、ここが”簿記の美しさ”だと思います。

何なに数字が美しいって。それって数学が得意な人がいうことでは?と思われるかも知れません。

いえいえ、そんなことはありません。

 

簿記の技術は、地道なことの積み重ねの部分もあります。でもそこに美的な感じがあるのです。

こんなところにも簿記を学ぶ素晴らしさがあるかも知れませんね。

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